【ローズウィンドウ】執筆終わりました!

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ついに、脱稿しました!
2016年3月25日河出書房新書様から発売です♪ぜひ書店でご覧ください。

出版社から原稿依頼が来た時点では、読者にあれもこれも伝えたいと
構想を練るのですが、いざ執筆となるとここからが自分磨きの修行がはじまります。
特にローズウィンドウは感覚的な表現の部分が多いので、
直接教室以外で、まして文章で伝えるのはたいへんです・・・

本を書くといっても、ひとりよがりの思い通りに書ける訳ではありません。
私に執筆依頼が来たということは、
すでに出版社・編集者の方のこんな本を期待しているという思惑があります。
とうぜん、以前の出版物や作品、私自身の事までリサーチ済です。
もちろん、売れる本か売れないかの判断も何回も会議が行われての話です。

本の執筆はまず、編集者の方の想いと構想を聞く事からスタートします。
そして、筆者はその想いの期待以上の内容で答えていきます。
執筆を終え、少し時間ができたので本には書けなかった(編集で却下された話、特にスピ系はほぼ却下笑)
たくさんのローズウィンドウの大事な事をブログに綴ろうかなと思いました。

まずは、「色」ついてのお話しです。
本を書くにあたって、膨大な資料収集、整理をします。
ローズウィンドウのモデルとなる大聖堂・ステンドグラス。
その背景にある国家事情・歴史・文化・流行・時代・宗教について考察します。
そして、編集者、校閲さん、専門家、時代考証の様々な指摘やアドバイスを受けていきます。
すべて、キーワードは「色」です。

大聖堂の薔薇窓、ステンドグラスは、実在の描写ではありません。
すべてが人間の想像の世界です。
そこにシンボル的に表現されている「神」「天使」
その表現された「色」には重要な意味が存在します。
「色」は人間界においてもメッセージであり、重要なイメージをもたらします。

たとえば、日本人なら知らない場所に行っても、赤と白いわゆる紅白の色を
見ただけで勝手におめでたいとかお祝い事と判断します。
仏教においても紫は一番、徳が高いとか、
まして大聖堂のステンドグラスには様々な背景により重要なメッセージを色で伝えているのです。

私の大聖堂作品は再現にこだわります。
それはデザインでなく、忠実な色の再現なのです。
なぜなら、ステンドグラスのそれぞれの位置には絶対に使ってはいけない
「色」が存在する事を知っているからです。
色違いで楽しめるローズウィンドウですが、大聖堂作品だけはとても怖くて色違いは作りません。
私のように、1人くらい色のメッセージにこだわりぬく作家がいてもいいかなと思っています。

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ローズウィンドウ作家に必要なもの

光は赤・緑・青でできています